優しく哀しい春薫る
哀愁漂う気温の中
ノスタルジック語った学生が
少しだけ気だるそうな会話していた
どこか懐かしく心地よい
はらりはらり桜が舞って
パステルピンクスカートがひらり
どこか寂しくて愛しい
残雪の春溶けた冬
生憎の天気雨が降る
大したことないはずの亀裂で
愛したあなたはどこかに舞った
大切な人が大切だったと
気づく頃には雪は溶ける
生憎の天気桜も舞って
愛したあなたはどこかで溶ける
出会いと別れを繰り返す
これで24回目の春
季節は直ぐに変わる癖
気持ちは直ぐには変われない
時間は一瞬で過ぎていく
心は一瞬じゃ変えれない
寂しさはきっと春のせい
溶け切る雪と冷め切った心
嫌いなものには愛想笑い
2人で隠れて内緒話
背中を押した春の風
涙をかくした通り雨
蝉が騒めく7月の終わり
惜しくも冬は完全に眠る
桜も散って新緑が芽吹き
また新しい旅が始まる
- 作詞
よる
- 作曲
よる
よる の“翡翠”を
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