星の行方のジャケット写真

歌詞

Fam

よる

夕暮れの帰路3方向の分かれ道

ドラマみたいな友との別れ

プール終わりの夏の風

初めて夜中散歩した道

膨れ上がった頬をつねる

兄貴は未だ旅をしてる

暴力から救ってくれた

姉貴は今でもずっと

優しい人なんだ

母親なんていなかっただから

三人で全てに立ち向かった

父さんも俺らを救ってくれた

ばあちゃんは天国で今も見てくれてる

じいちゃんは昔怖かったけど

今は腰も態度も丸くなった

俺は未だに浮浪してる

迷惑ばかりのクソガキさ

忘れたくないものなんて

星の数ほどあるんだ

あの人の優しさ暖かさが

初めて流した本当の涙

やさぐれる暇なんてもうないから

無駄な時なんて少しもない

過去も綺麗に見せてくれ

なあ、今を笑って生きてくれ

保育園の頃初めて

包丁を自分に向けてこう思った

自分なんていらない存在

幸せに生きてくれよ、なあ兄弟

どうしようもない世界に僕は産まれ落ちた

生きてるだけで迷惑なのか

マセたがきなんて必要ない。

「何をやってるんだお前は」

「馬鹿なことしてないで早く寝ろ」

そう言って兄貴に救われた

その後布団でバレずに泣いた

生きててもいいんだそう思えた

川の字で眠る三兄弟

涙を流す一番下っ端

横でぎゅっと手を握った兄貴

その横で笑ってた姉貴

忘れたくないものなんてさ

星の数ほどあるんだ

あの人の優しさ暖かさが

初めて流した本当の涙

やさぐれる暇なんてもうないから

無駄な時なんて少しもない

過去も綺麗に見せてくれ

なあ。今を笑って生きてくれ

  • 作詞

    よる

  • 作曲

    よる

星の行方のジャケット写真

よる の“Fam”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

  • よる

    人間らしさを描くリリック、誰にでもある喜怒哀楽を綴りありふれた日常を謳う。 弱い自分を表現しながら同じ境遇の人を救えるように夜みたく優しくあなたのそばに寄り添えますように。 よるは何色にも染まる。 よるは何色にでも染める。

    アーティストページへ

"