これらの人生をごみ箱に移動しますかのジャケット写真

歌詞

凍蝶花葬

如月ましろ

三月の海 濁っていた

こんな私も 息を止めた

目に映るもの 日陰だけで

繋がれた手足 じゃ自由もない

冷めない夢から 抜け出そうとしても

もう私の体じゃ 飛べやしないので

歌は歌えるよ 声は出ないけど

腐れた翼で 飛んでみせるから

黒い心と 淡い視界

先天性の 花の体

日差しを避けて 飛んできたの

人工太陽が照らす夜に

毀れた視界に 踊る僕は誰?

ねぇ君と僕だけの 秘密を明かそう

意思は持たないが 言葉は交わせる

ねぇ 萎れた花束 私を救って

水滴のように 消えていくように

僕の口癖は 「愛されたかった」

夜明けを待たずに 蛹になるから

そんな目で僕を 見ないでほしいな

嗚呼 綺麗な言葉で 僕を汚してよ

禁断の果実 美味しかったよね

日の出を待たずに 僕は蝶になる

永訣の春に 君はもういないから

消えていった

透明なほどに よく似た末妹

君と同じ色 だなんて笑って

私の名前が いずれ呼ばれたら

君の一部に 私はなるから。

  • 作詞

    如月ましろ

  • 作曲

    如月ましろ

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毒のある歌詞と音割れサウンドで注目を集める「如月ましろ」の9th album

アーティスト情報

LUCY LOVE records

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