

自転車こいで 坂道のぼって
見下ろす町に 入道雲が立ってる
思い出すよ 子供の頃
くだらないことで競い合ったな
ビーチサンダルで走った浜辺
靴も履かずに夢を語ってた
照れくさくて言えなかったけど
お前といると心、軽くなる
まっすぐじゃなくてもいい
曲がりくねる道の先で笑えたらいい
Ah 夏がまた 俺たちを追い越してゆく
焼けた肌に残る 時間(とき)のしるし
今だけは 胸張って言えるんだ
「また来年も、バカやろうな」
いつのまにか俺たちも 大人ぶってさ
仕事のことや将来の話ばっか
だけどあの日 海で誓った
「夢は絶対、置いてかねぇ」って
空を見上げたら あの頃の雲
まだどこかで 漂ってる気がして
お互い違う道でも
ここでまた会えたならそれでいい
真っ直ぐじゃなくてもいい
遠回りも 俺たちらしいから
Ah 夏がまた 思い出を塗り替えてゆく
笑いすぎて泣いた 波の向こう
どんな夢も 置いてくなよ絶対
「また来年も、笑おうぜ」
Oh 夏がまた 俺たちを試すけれど
肩並べて歩く その距離だけ
変わらない 言葉はいらないよ
「お前がいれば、それでいい」
また来年も、
——ふたりのまま。
- 作詞者
K:to
- 作曲者
K:to
- プロデューサー
K:to
- ボーカル
K:to

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『夏、ふたりのまま』
K:to
昔の夏を思い出させるような、懐かしくて、あたたかくて、ちょっと切ない——
そんな青春の1ページを描いた、男二人によるアコースティックな夏ソング。
夕暮れの海沿いの道、自転車、汗、笑い声。
忘れかけていた「本当の夏」が、今ここに。
ハモリが心地よく重なるサビは、まるであの頃の僕らのように響きます。
タイトルは『夏、ふたりのまま』——
大人になっても変わらない友情を歌った1曲です。
アーティスト情報
K:to
K:to(ケートゥー)は、J-POPを軸に多彩な音楽表現を展開するソロアーティスト。 切なさや温かさを織り交ぜたメロディと、心に寄り添う言葉を大切に、日常の一瞬をドラマのように描く楽曲を届けている。 アコースティック、エレクトロ、Lo-fiなど、ジャンルにとらわれずに「感情を音にする」ことをテーマに活動中。 作詞・作曲・編曲からアートワークまでセルフプロデュースで手がけている。
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