初潮のジャケット写真

歌詞

殺し屋アラクネ

つつしみSNIL

朝はやおら糸を紡いで あの子指先で導いて

やんごとない さだめだったり

昼が過ぎれば機を織って

それは蝶の羽の模様の鮮やかな織物だったり

人を謀る妖のシノギ

裏道を見てきた無垢な瞳

闇に紛れて罠を張る

絡め手で奪い取る仕草で

もはや逃れられない

タマを取り合うサバイバル

見えすいたその嘘に身を投げて

止まらない止まれない

女郎蜘蛛はブルー

夜明けまでにはカタがついて それから家路に辿り着いて

足音もない 何もないのに

夜露で飾るドレスなんて誰かに見せる訳もなくて

ステップのない ダンスだったり

人を喰えど 満たされぬまま

袋小路で息を止めて

空から垂れる糸の先

辿れば救われる気がするのに

細くて頼りない

強く命綱を紡いで

ふと何かに気づいて首に回してぶら下がって

風に揺れるブルース

闇に紛れて罠を張る

絡め手で奪い取る仕草で

もはや逃れられない

タマを取り合うサバイバル

見えすいたその嘘に身を投げて

止まらない止まれない

女郎蜘蛛はブルー

  • 作詞者

    オケラ2号

  • 作曲者

    オケラ2号

  • プロデューサー

    つつしみSNIL

  • レコーディングエンジニア

    オケラ2号

  • ミキシングエンジニア

    オケラ2号

  • マスタリングエンジニア

    オケラ2号

  • ギター

    オケラ2号

  • ベースギター

    オケラ2号

  • ボーカル

    様

  • バックグラウンドボーカル

    オケラ2号

初潮のジャケット写真

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初潮

つつしみSNIL

人の愛と業を煮詰めて溢れた、つつしみSNILの1stアルバム。

全10曲入りの本作は、流行の音とは距離を置きつつも、普遍的なポップ音楽を目指した。その結果たどり着いたのは、さながら「グランジ・フォーク」といった趣のする、エレ/アコのハイブリットサウンドとVo.様(さま)のソウルフルな歌唱の組み合わせ。Gt.オケラ2号のルーツとなる60〜70年代の音楽を踏襲しつつ、表情豊かなボーカルによる日本語のメロディが印象的に響く。

内省的な性格のふたりが、七転八倒DIYの末にお腹を痛めて産まれた結晶。お赤飯を炊いてお祝いだ。

アーティスト情報

  • つつしみSNIL

    2024年4月よりライブ活動を開始。名古屋出身、歌担当の様と静岡県富士宮出身、歌とギター担当のオケラ2号によるデュオ。60年代〜70年代の音楽と現代的なサウンドを取り入れたオルタナティブ・ポップスを奏でる。様の多彩な女声ボーカルとオケラ2号のひねくれたポップセンスが特徴。

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