リバイバルのジャケット写真

早足で家を出た

ヘッドライトがすれ違う

昨日より少しだけ

君と多く話せたらいいな

さめざめと降る雨に

街の匂いが立ち上る

交差点 白い肌に

よく似合う見慣れたマフラー

「今日も寒いね」って

笑ってくれたら充分さ

凍えた手を暖めたいと

ずっと手を握って来たんだ

そしたら少し

汗ばんできちゃってさ

嫌がるかもしれないけど

こんな僕を笑ってくれるかい

照らされた看板たち

今日は何を食べようか

「なんでもいいは無しだからな」

「じゃあ、ウチで食べたいな」

不安げに見るなよ

僕もそう思ってた

愛するってどういうことか考えた

難しくて高尚なことじゃなくて

目を合わせずに相手に寄り添うこと

自分とは違うと全て受け入れること

手を繋いで並んで歩く

そんなことなんだよ

信号の点滅に「どうしよっか」

顔を見合わせた

君の顔が赤く染まる

見惚れていたわけじゃないけど

何だか良い日だな

寒いけれど今日は

ゆっくり帰ろう

  • 作詞

    池田 耕平

  • 作曲

    池田 耕平

リバイバルのジャケット写真

アバンdeモーダン の“帰り道”を

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アコースティックデュオ「アバンdeモーダン」5枚目の作品。それぞれのソロ時代の曲を再アレンジした珠玉の10曲を収録。アコースティックの色気は残しながらもダンサブルな楽曲から始まりオーケストラ、ブルージー、インダストリアルなど意欲的なサウンド群となっている。
編曲からMIXまで一貫して手掛け、その手腕はより鋭さと柔軟さを増した。
「リバイバル」の名の通り原点回帰を終えた新たな「アバンdeモーダン」のサウンドがかつての曲に新たな命を吹き込んだ。

アーティスト情報

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