一人濡れた道
考える気力も失せた
まだ張れる意地 このまま
光消えた街
街路樹が闇を深めた
また帰り道
一寸先は闇だとわかっていた
吠え面かかされ
あいつらみたいになりたくないから
朝日が昇るまでは
感傷に浸っていたい
待ち侘びた空の青さも
街は今どさくさのせいにした
間違いや罪の重さも
曖昧なプライドのせいにした
部屋にはいつも
脱ぎ捨てた昨日と
古ぼけた思い出が転がっていて
今と向き合うことの恐怖を
理解しようとすらしていなかった
この何気ない日常でさえも
切り捨てることができずに
簡単に嫌気がさすなんて言葉
吐き捨てることもできずにいた
それらしい言葉を並べて
世を嫌ったような振り
いい加減ペシミスト気取りは
もう終わりにしよう
対流圏から見えた赤い雲が
脈打つように蠢き雨粒照らした
その雨粒の一つ一つが
過去への清算となる
過去に縋るな
未来を見据えて今を生きる
- 作詞
川口楓太
- 作曲
川口楓太
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アーティスト情報
The Over Sensation
The Over Sensation from Shiga-Japan. Based on hardcore / alternative rock.
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