Lyric

どうか　誰かいないか

夜めいた今日で

拙く灯る景色が

常夜灯のよう

気紛れな夢の中

深く青い記憶が

エンドロールに消えた

心が曇っていく

孤独が繋いでいる

ただ君が夏を置いてったら

さよなら

また日々が歪んでいく

明日は揺らいでいく

言葉さえ見つけられないから

愛と

響く憂の音が　許せないのは

その呼吸がまだ

触れた日々と　意味を持たないから

暮れに夕傘を

眠りの中じゃ

変われないよ

暮れる記憶に　ただ花束を

煙と消えた

熱の中に

歌を歌うように

ああ　息が詰まっていく

冷めた今日に消える

ただ夏が僕を見下ろすから

このまま

また夜が浸っていく

狭い部屋が滲む

言葉さえ意味を持たないから

いつか

触れない月が　灯りに消えた

歩き出してまた

溶かした言葉　ただ愛せたいのは

この世界のせいだ

零れ出す音が　隠せないのは

この心がまだ

明かした夜に　響き続けるから

届かないで今も

叫びたい言葉　が溢れるのは

この世界がまだ

淡い瞳で　ただ熱を持つから

日々に賛美歌を