歌詞

愛だとか恋だとか

幸せだとか不幸だとか

ちゃんと考えたとしても

答えは出ないや

それはおいしいものを

ふたり並んで食べた時や

夕日を並んで見た時

少し、滲むから

今度はどこに行こう

何を見ようかな

きみ越しの街はなんだか

いつもより綺麗だ

ふと、つないだ手の

暖かさに気付いた時

壊れちゃいそうな気がして

少し、怖いけど

でも、それでも

少しずつ少しずつ

心がくっついて行って

いつの間にか

僕らふたりじゃなきゃダメな

世界に変わったんだ

それは呪いみたいにいつまでも

離れてはくれないよ

折角だからそれを可愛く

恋と呼ぼうか

僕は君じゃない

君は僕じゃない。

くっついたはずの心は

必ずすれ違う

抱きしめ合ったとき

何も感じないのは

ふたりで居ることに少し

慣れただけなのに

でも、それでも

心はささくれ立つ

少しずつ少しずつ心が

離れて行っていつの間にか

僕らふたり以外との誰かとの

未来を描いても

思い出して。始まりの日

煌めきに似た街を

僕らじゃなきゃ全く違う

思い出だったんだよ

愛だとか恋だとか

幸せだとか不幸だとか

全部、全部

ふたりで拾い集めようよ

「君が好き 君も好き」

それだけで良かったのに

どうして

大事なこと

忘れちゃうんだろうね

今まで僕らが傷付けあった

心のカサブタ達は

僕らふたりにしか

分からない

数々の思い出

傷付けあっても

忘れられなくて

悩みが絶えないのは

同じ気持ち

君と僕の

ふたりで居られたから

笑って怒って

泣いて抱きしめて

重なって行った日々は

僕らふたりじゃなきゃ

作れなかった御伽話

それを抱きしめて

笑いながらふたり

眠りにつけたなら

それを

初めて

ふたり並んで

愛と呼ぼうか