ずっと前から過ぎ去ったのは時間だけで
僕は何も変わらずに小さな大人になって行った
虚ろな目をした午前三時
時計の音は溶けたみたい
僕を包み込むように
温い空気を纏ってゆく
夕暮れ 朝焼け
もしもオレンジの夜に包まれたなら
どれくらいの時を取り戻せるだろう
今見上げる夜空の声の先には
どれくらいの時が
どれくらいの日々が
ちょっとばかりの功績ってやつを残して
僕ら人は人を継ぎ、正しい形にハマって行く
大切な物を背負い込み
恥ずかしい位声を枯らし
死の淵に揺蕩う時
誰が手を握っているだろう
もしもオレンジの夜に包まれたなら
僕は一人で夜空に飛び立てるだろう
鳴り止まない日常の声が去って行く
思い出は旅立つ日の駅へと変わる
もしもオレンジの夜になれたなら
どれくらいの時を与えられるだろう
今奏でる夜空の声の袂には
どれくらいの時が どれくらいの日々が
日照りの真ん中で、ツギハギ午前三時
今はこんなにも綺麗なんだよ
今でも、今でも
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