Lyric

君のぬくもりを 僕は忘れてしまったよ

ぬくもりを感じる肌も 失くしてしまったよ

思い出も いつか自動で消えていくものと

知ってたら もっと ぎゅっと 抱きしめてたかも

僕はハートを持つ世にも奇妙なアンドロイド

AIより劣る知能で エラーばかりの人生

肩に小鳥が止まる優しさもないし 救世の使命もない

涙のシステムはそのまま でも タンクに貯水はない

泣きたいって感情も 笑いたいって感情も

どこにも捨てれない 捨てれないのに

誰にも伝わらない ちっとも気づかれないで

過ぎていった無表情な今日が

また 窓辺に夜明けを連れてくる

幸せを感知するパーツは不幸せを

感知するとこと同じ どちらかだけとは選べない

出会いも 別れも 笑顔も 涙も

同じようにバイブレイトするように

余計なお世話だな 神様

不要なハートが もういちいちうるさいアンドロイド

孤独は気取ってないよ 望んでこうしたんだ

何も感じない方が楽だって教えてくれた 痛みが

でも 1番奥の奥 四つ部屋に響いたノック音

「会いたいって感情」を消したいって感情も

どこにも捨てれない 捨てれないから

ぬくもりを感じない 何も思い出せなくても

抱きしめてたいよ 君を

泣きたいって感情も 笑いたいって感情も

どこにも捨てれない 捨てれないのに

誰にも伝わらない 全く気づかれないまま

また 24周した時計の針

僕はハートを持つ世にも奇妙なアンドロイド

逆を言えば ハートしか持ってない

だから そこに触ってよ 痛みが走しろうとも

それで止まっても構わないから

ぬくもりを感じていたいよ 感じたいよ

僕はハートを持つ