SEVEN CHART ODYSSEYのジャケット写真

歌詞

赤と青の花火

鷹姫あおい

静寂の底 カチリと点く

一本のローソクが 導火線になる

赤のローソク 火柱みたいに伸びる

歓声が跳ねる 喉の奥が熱い

青のローソク 急下落で突き刺す

笑顔が剥がれる 息が浅くなる

上がった 下がった

祈った 呪った

たった一本の色で

人の心は 簡単に裂ける

遠い国の 歴史のうねり

政治の言葉 沈黙の合図

マーケット参加者の 視線の矢

国民の暮らしの 重い息

全部まぜて 一本の火になる

理由は無数

名前のない思惑が 火薬になる

そして点く

点いてしまう

赤と青の花火

赤と青の花火

赤は火柱 昇竜みたいに天を裂く

青は急下落 底抜けみたいに闇へ落ちる

喜びと絶望が 交互に噛みついて

感情が ぐしゃぐしゃに乱れる

綺麗すぎて 血が出る

光が刃になって 胸を切る

赤の火線が 連なれば

「いける」って声が 街を満たす

青の火線が 続けば

「終わる」って影が 肩に乗る

スプが開く 胸がざらつく

言い訳が増える 瞳が乾く

誰かの買う指 誰かの売る指

ぶつかるたびに 火花が散る

指値が届かず 成行が滑る

一瞬で 景色が変わる

乱高下の うねりの中

ふいに訪れる 異様な静けさ

一本だけ真っ直ぐ

迷いのない赤

美しさが 痛いほど際立つ

その瞬間 呼吸を忘れる

数字の裏に 無数の人生

勝ち負けの向こうに 祈りがある

祈りがあるのに

火は上がる

赤と青の花火

赤と青の花火

含み益が笑い 含み損が刺さる

利確の指が震え 損切りが遅れる

ロスカの気配に 背筋が凍って

声にならない声が 喉に残る

綺麗すぎて 息が止まる

拍手の音が 遺書みたいに響く

聞こえるか

ざわめきの奥 微かな声

「追うな」

「待て」

「欲しがるな」

「切れ」

神の声は 罰じゃない

生き残るための 呼吸だ

赤と青の花火

赤と青の花火

赤は火柱 昇竜のように燃え上がり

青は急下落 底抜けの闇に沈む

レバの熱に 理性が軋んで

証拠金の薄さが 影を落とす

崩れて また生まれて

きらめくたびに 私は知る

この一瞬が 生きてる証

光は刃でも 目は逸らせない

静寂の底 カチリと消える

次の一本が また火をつける

  • 作詞者

    鷹姫あおい

  • 作曲者

    鷹姫あおい

  • プロデューサー

    鷹姫あおい

  • ソングライター

    鷹姫あおい

  • その他の楽器

    鷹姫あおい

SEVEN CHART ODYSSEYのジャケット写真

鷹姫あおい の“赤と青の花火”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

"