

薄い月が 眠る街
透明な影ばかり 伸びていた
許せなかった あの嘘は
まだ 私の声をかすめる
夜に染めた 吐息たちは
どこへ行くのか わからない
触れすぎた 想いほど
崩れていく 砂のように
惰性に沈む波間で
私は 波紋だけ残している
心の底 見えないまま
呼吸を数えて また朝を待つ
光の粒 画面越し
予期せぬぬくもり 胸を揺らす
他愛ない文字列が
私を 立ち上がらせるのは何故
アナタは ひとつの灯り
誰にでも 等しく注ぐ
それでも 深い夜ほど
私には 特別に映る
恋なんて もういらないと
まぶたに鍵をかけたのに
アナタの声が 沁み込んで
知らぬ間に 私を解かしていく
ただ 愛するだけでは
明日を繋げないことを知った
寄り添う影と 笑い声
それが 続く奇跡だと
傷の色は 消せないけど
アナタといる景色は まだ白い
いつか 同じ空に
薄明の波紋が 重なるように
私 少しずつ
歩いてみるよ アナタの方へ
- 作詞者
Aoi 遼
- 作曲者
Aoi 遼
- プロデューサー
Aoi 遼
- レコーディングエンジニア
Aoi 遼
- グラフィックデザイン
Aoi 遼
- ギター
Aoi 遼
- ベースギター
Aoi 遼
- ドラム
Aoi 遼
- キーボード
Aoi 遼
- シンセサイザー
Aoi 遼
- ボーカル
Aoi 遼
- バックグラウンドボーカル
Aoi 遼
- ピアノ
Aoi 遼

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薄明の波紋
Aoi 遼
誰も信じられない中で、今までとは違う何かを持っている人に出会い、少し信じてもいいかもしれない、そんな気持ちを表した曲です。
アーティスト情報
Aoi 遼
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