Lyric

真っ白な　ページの上

何も書いてない　今日のこと

ため息さえ　まだ　刻めない

そんな　始まりも　悪くない

響き合う　音はなくても

静けさが　何かを　連れてくる

あてもない　この気持ちさえ

少しずつ　色を　纏ってゆく

何もないから　描けるんだ

迷いも　痛みも　すべて使って

一つ一つ　手のひらで

新しい　自分を　作ってゆく

ほら　このからっぽは

希望の　キャンバス

消えそうな　想いもある

でも　何かに　なれる　そんな予感

すべてが　満ちてたなら

きっと　この声は　生まれなかった

途中で　消したラインも

今では　大切な　跡になる

指先が　迷うたび

心の形が　現れる

何もないから　見つかるんだ

答えじゃなくて　扉のほうへ

一つ一つ　踏み出して

間違いさえ　色に　変えてゆける

ほら　このからっぽは

夢を　描ける場所

うまくいかない　そんな日も

一人じゃないって　忘れないで

君が　君に　呼びかける

静かな　強さが　あるから

何もないから　描けるんだ

素直な　自分で　始められる

一つ一つ　手のひらで

希望をそっと　塗り重ねてゆく

ほら　このからっぽは

僕らの　スタートライン