Lyric

言いたいことならきっと

いくつもあるけど

それぞれに答え探して

また今日が終わってしまう

だから僕らがずっと

抱えてるノートに

そういつだって書き足してくんだ

終わらない夏の宿題みたいな感情

どんな綺麗ごとを並べても

僕が描くユメ本当はもっと

酷くてきっと笑われてしまうよ

この世界の嘘を集めたら

昨日っていう川に

流してしまおう　ねえ

アスファルト赤いパイロンが

疲れも見せずに

僕のそばを通り過ぎてゆく

足早に過ぎる人波を

上手にかわしたら

こんな時間でさえきっと

何気にドラマのワンシーン

だから君が少しだけ

分からなくなった時

思い出してくれたらいいな

強がりじゃない自分が

ちょっと悔しいけど・・・

当たり前のように過ぎてゆく

僕らの声は本当はもっと

憂鬱で何かに怯えてるよ

君がいることでどんな明日も

受け止められる

そんな気がするから

一番大切なものだけ見失わぬ様に

いつも願いは届かないけど

終電の一つ前　慌てながら

カフェラテを買って

飛び乗ればなんとなく

ゴールした気持ちになった

スタートボタンを一度だけ

押したこの手の感触だけが残って

僕らは動いてるのかな・・・

Scrollのスピードさえもうギリギリで

画面の端の今

ただ一人駆け抜ける

主人公が突然

僕の中を通り過ぎてゆく

アスファルト赤いパイロンが

疲れも見せずに

僕のそばを通り過ぎてゆく