

薄い金属の輪を
指でなぞるたび
あなたの名前だけ
冷たく光る
赤道儀みたいに
決して触れないまま
でも引力だけは
確かにあった
遠ざかる周期
近づく周期
偶然みたいな顔で
また同じ場所へ戻る
Armillary sphere
回り続ける
あなたを中心にした
見えない天球
運命だったのか
ただの慣性だったのか
まだわからない
金の輪の隙間から
夜が零れていく
あなたが笑うたび
軌道が少しずれる
わたしはそれを
愛と呼びかけて
やめる
無関係みたいに
互いを横切る瞬間
いちばん強く
惹かれてしまう
触れそうで
触れないまま
回転だけが
静かに正確で
まるで昔から
決められていたみたいに
それでも
他人みたいに遠い
- 作詞者
Valerie Enfield
- 作曲者
Valerie Enfield
- プロデューサー
Valerie Enfield
- シンセサイザー
Valerie Enfield
- ボーカル
synthetic voice
- プログラミング
Valerie Enfield

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Armillary Sphere (天球儀)
Valerie Enfield
アーミラリースフィア(天球儀)をモチーフに、触れられない距離感と引力のような関係を、天体の軌道や運動に例えて描く、クールなエレクトロニック曲です



