ほどけない朝 (2026/04BEST-1)のジャケット写真

歌詞

ほどけない朝

RANSUI

息が白くて言葉が遅れて

閉まる電車の窓だけ見てた

ほどけた靴紐踏みそうなまま

今日も平気と小さく頷く

曲がり角には濡れた貼り紙

笑う横顔が少し眩しい

私の爪痕机の裏側

誰にも見えずにまだ残ってる

飲み込んだ夜が喉に引っかかる

背中を丸めてやり過ごした

優しいふりした声の隙間で

心の皮膚だけずっと赤かった

もう黙らない震えるままで

泣いた跡さえ私の光

綺麗じゃなくて息が切れても

この胸の奥を置いていけない

並ぶ靴音が速さを決める

遅れた歩幅はすぐに浮き上がる

安い雨粒が袖口に染みて

冷えた指先で名前を隠した

誰かの正しさ配られるたび

折れた鉛筆が短くなる

笑って受け取るそれだけのことが

どうしてこんなに苦しかったんだろう

立ち止まるたび見えてくるもの

閉じた瞼の裏で騒いだ

要らないふりを覚えた今日を

この手でやっと抱きしめられる

もう黙らない震えるままで

泣いた跡さえ私の光

低い空へと響く鼓動を

消される前に声に変えるよ

雨音だけに戻った階段

濡れた手すりに体温がない

だけど確かに足裏の熱が

次の一段を探していた

傷つくことを恥とは呼ばない

俯く朝も私のページ

合わない靴で歩いた距離が

今日の私をここまで運ぶ

もう隠さない弱さも全部

綺麗じゃなくてそれでも歌う

届かなくても切れた声でも

ここにいるって私が決める

涙の塩で滲んだ夜を

乾いた風へ渡していくよ

白んだ空に肩を開いて

ほどけた朝ごと連れて歩いた

痛みは痛みで消えないままで

それでも私は私を選ぶ

  • 作詞者

    RANSUI

  • 作曲者

    RANSUI

  • プロデューサー

    KEIKO

  • その他の楽器

    RANSUI

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あなたは誰に、心から「いてくれてありがとう」と言いたい? これは歌ではない。 ――きっと、ずっと胸の奥で叫びたかった言葉。 “宇宙人”みたいな私だけど、 どうか、この声をあなたの心で拾ってください。

アーティスト情報

RANSUI&KEIKO

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