歌詞

積んだ箱の上

ひとり登っては

低い景色に

まだ空を見る

「冗談だ」って嘘を吐いて

空想だった話をして

期待を紛らわせている

新世代の曲の中で

今日が生まれ変わろうとしていた

夢を見た　ぼくはまだ

君に会う　ことを知らない

手探りで進む闇から　光を探す

目が覚めて　起きるとき

見た夢は　全部忘れて

全てが一変するような　奇跡が待ってた

積んだ箱の上

ふたり登ったら

低い景色が

ちょっと高くなる

「偶然だ」ってしらを切って

嬉しさ押し殺して

顔さえ向けようとしないで

新世代の曲もぼくを

両手で抱きしめようとしたのに

夢を見た　ぼくはまだ

君の出す　音を知らない

光に洗われた闇の　広さを知った

目が覚める　そのときに

見た夢は　全部忘れて

いつの間にか濡れた頬を　右手で拭った

いつも眺める道を今日もゆく

いつもの君と今日もまた出会う

いつの間に君は「いつも」だったろう

わからなくなる

当たり前を失った明日に

ぼくは初めて夜を追い越せる

時は止まらず進む

夢を見た　ぼくはまだ

君に会う　ことを知らない

手探りで進む闇から　光を探す

そして今　ぼくはまだ

君に合う　音を知らない

いつまでも探し続ける

まだ見ない明日を！