

わらじ踏む轍
形摘む嵐
この古時計ですらすぐ繕える
オルゴールの音はまだ想像つく
飛ぶ道具にまた逃亡する
ヴィンテージを神聖視
陰険になれば皺寄せ眉間に
黒の塔
赤いお花は蜘蛛のようで
まんなかの人は素の模様
頬張り呑んでる狼少年の物書きの腕
無いもの齧る迷子の野獣を
今際に遺す最古の歌集
護り人が辿りしも追いつけない濃い紅
頭上にはあまりに赤く焔が蠢いていて
炎上漕ぐボート
原稿の嘘は羨望憶測
天上独房 全章独唱
遠慮の曲調
世の現実
貴方にとってこの旋律はまだ少し穢いらしい
待ちぼうけた末舞う髪の毛
やじろべえ
波打つ山脈に足浮く感覚
厄災兆候 危ない表象
客間に沃土
集まりの音
博愛放送
この永久機関に定住した
感じ取る第6感の下位互換
闇夜が太鼓判
小ぎれいな黄泉で祝うご機嫌さん
殺傷能力を貴ぶ王国
雑踏も凄く合唱を無力
栄華を極める 平和を謳える
伽藍が集う
不似合いなはずが盛んな舞踏
この心の多感な動き
波乱万丈でゆらりゆらり
愉快愉快… 暗い歪み
複雑系に紛れた遊郭で空白を探すゲームをしよう
そう誘惑にのったフリ
ぼったくりへの対処法
背後をとる…
反応のない残党たち
解く暗号鍵を開ける…はずだった
もうたくさんだ
白夜の家ではかぐやの姫が悪魔を決めるんだって
地に魔物
不明瞭なほど未知なものはないから
そこを覗いていずれ堕ちてしまいたいなって…
目の横に伸びるへその緒
寝言を洩らす
ふるいにかけるテコの棒
憩う図体 ひどく痛快
どこかへ飛んでいく飛行物体
この世を彩る粒の数だけ
宙飛ばすユーモラス
ニュートラルとは空虚な巣
まだ続く空気浮遊
有機物も勇気振るう
私刑の揺らぎ
基底状態すら綺麗と吟い
踊り狂ってて気持ちがいいから
やっぱりここでは一人がいい
発散したもの若干視たほどで
もう達観したよう
暗黒に吹く単独ism
日も断トツ出ずる
泣くな兄弟
悪魔の詩に作画崩壊
朧月夜の音の尽きよう
何処の國もある処女の浮世絵
闇夜のネグレクト
波形をなすベクトル
銃弾をくらい空間の歪み
面白味のない終盤のくだり
好きの次には後ろ向きのお遊戯会
虚空に舞い人も飛ぶ時代
戯れという
肌触れ昂ればそっと羽織り
もうおしまいのごっこ遊び
それまで罪とふたりで好き放題
この月の向かい
- 作詞者
NOMADE theZuicidalCrow
- 作曲者
greythecloud
- レコーディングエンジニア
戸塚隆太
- ミキシングエンジニア
戸塚隆太
- マスタリングエンジニア
戸塚隆太
- ラップ
NOMADE theZuicidalCrow

NOMADE theZuicidalCrow の“月華経”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
十字架のある浄土
NOMADE theZuicidalCrow
- ⚫︎
月華経
NOMADE theZuicidalCrow
- 3
森林浴 -擬人法-
NOMADE theZuicidalCrow
- 4
幸せな歌
NOMADE theZuicidalCrow
- 5
邪道
NOMADE theZuicidalCrow
- 6
氷河期 -融解点-
NOMADE theZuicidalCrow
- 7
楽園喪失
NOMADE theZuicidalCrow
- 8
囚われの忘却
NOMADE theZuicidalCrow
アーティスト情報
NOMADE theZuicidalCrow
2018~2020年までカナダにてラップ活動。 2025年6月に日本にて本格的にラップ活動開始。 インド古典哲学に基づいた独自の死生観をリリックに起こし展開、エモラップをベースとしたポエトリーラップを手掛ける。ラップ界の“Heresy(外道)”であり、その曲は喧噪ではなく静寂をもたらす。
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