RADARのジャケット写真

歌詞

家路と記憶

野井勇飛

家に帰り扉を開け

明かりをつけもう聞こえない

君の声がまだ響くよ

頭の奥遠い記憶

いつの間にか慣れてゆくね

寂しいとかそんな気持ち

君の顔が薄れてゆく

瞼の裏遠い日々に

砂を運ぶ白い波

木々を揺らす青い風

二度と現れぬもの

不意に蘇る

かけそびれた言葉たちや

すれ違った心はもう

届き通うことなどなく

時と共に流れるだけ

生まれ変わるあの町並み

読みかけの本どこかの国

次会えたら何を言おう

二人はもう違うけれど

いつの日にか何もかもが

消え去るのか

胸の奥にしまい込んだ

宝物もまがいものも

同じように

雨を運ぶ黒い雲

頬を染める赤い炎

二度と戻らぬあの夜

不意にこみ上げる

かけそびれた言葉たちや

すれ違った心はもう

届き通うことなどなく

時と共に流れるだけ

通り過ぎる人の暮らし

夏の手紙いつかの海

次会えたら何話そう

二人がもう違ってても

  • 作詞

    野井勇飛

  • 作曲

    野井勇飛

RADARのジャケット写真

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都内で宅録活動を続ける野井勇飛の2年半ぶり4thアルバム「RADAR」がついに完成!
「レーダー」に人間の視野、認知の範囲、各々の環世界といったイメージを重ね、制作期間中に観測された様々な経験が、リマスタリングされた既発曲5曲に新曲10曲を加えた、15の楽曲となって納められている。
時代に逆行するかのような52分という大ボリュームの本作は、オルタナ、シティポップ、ドリーミーポップ、ファンク、オールディーズなど時代をまたぐ、さながら音楽紀行であり、聴き終わる頃にはリスナーのレーダーが活性化していることだろう。

作詞・作曲・編曲 野井勇飛

04「ウィンドウガール」
作曲 野井勇飛 / 杉本陽次郎
ウィンドウガール suda

01「RADAR」、07「ビデオ」、10「June Pride」
ミックス 滝沢光啓 at flannel studio

ジャケット写真(表) d
スペシャルサンクス セオリスタジオ、津田さん

アーティスト情報

仲人レコード

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