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X(旧Twitter)で1rec.recordの楽曲「重二」を聴いた時からその才能に惚れ込み、その後複数曲の短い音源を一緒に制作し、自身の音楽スタイルと1rec.recordの作るBeatの相性が抜群に良いなと感じていた。
今作「死にたいわけでは」は、1rec.recordと出会う以前からサビの歌詞とメロディが先行して頭の中に構想としてあったが、自分で編曲するには難しい部分があり半分お蔵入りになっていた曲で、これを何とかして形に出来ないかと依頼したところ、快諾してもらい制作に至った。
2023年に実施した『月イチ音源リリース』では、自身の内面深くにある深層心理レベルの感情とちゃんと向き合う事をテーマに制作して来たが、ある意味では集大成の音源となっている。
「歌詞・メッセージを邪魔しないビート」というイメージを念頭に置き制作された1rec.recordのビートの上で、《別おれ死にたい訳じゃないけど》この一言に集約される社会的な強者にも弱者にもカテゴライズされない人間、強く無いからフレックス(見せびらかし)も出来なければ、さほど弱い訳でもないからhiphopからすら同情されない様な人間、そんなどこにも属せない人間側として抱えているジレンマを詩奏が歌った楽曲となっている。
Music Videoは、早朝に出勤するサラリーマンに馴染まない姿を撮る事で、普通からはみ出してる様をスタジオは内面的な精神世界、路上は外面をイメージしている。撮影&編集のHina Komotoと現地でも綿密に話し合いながら構築された映像となっている。
1990年生まれ、熊本県出身の千葉在住。 hiphopとの出会いは中学時代。田舎だった事もあり仲間が居ない環境化で活動を始めた結果、ビート、レコーディング、ミックス等全てを自らでこなすDIYアーティストと化した。 ビートメイカーとしては、boombapを主体とし,Jazzの要素を取り入れたCillサウンドを得意とし、ラッパーとしては、スキルフルなラップになめらかなフロウが特徴的な万能プレイヤー。 ソロやCREW、TORAUMA(ラッパー)への楽曲提供と、都内・ネット内にて活発に活動していたが、その後一時活動休止。2023年、4年の歳月を経てTORAUMAにより表舞台に引き戻され、その後毎月リリースを掲げ、ソロとしても精力的に活動。 2023年、過去にビートを手がけたTORAUMAの「椿」がTikTokを中心にバズり、話題を呼んだ。
‟1分間の曲のみを創作するアーティスト”として、2020年5月にInstagram・Twitter上で活動をスタート。 楽曲の全てを「1:00」で表現する独創的なスタイルは、何度も繰り返し再生したくなる中毒性も併せ持つ。 MV等の映像制作や、他ジャンルアーティストとのコラボなど、活動は多岐にわたる。
SEESAW