Lyric

夜更けのカフェで君と二人

何気ない言葉が月明かりに溶けていく

窓越しの雨のリズム 優しく響くよ

心の奥の隙間がそっと埋まってゆく

交わす会話は夢の入り口

まだ知らない世界へ連れて行って

君の笑顔が魔法みたいで

夜を染める星のように輝いた

君が語る幼い頃の思い出

僕は静かに耳を傾けていた

不意に重なるささやかな願い

同じ夢を見られる気がしたんだ

交わした言葉が橋をかけるよ

眠れぬ夜こそ願いが近づく

肩を寄せ合いながら歩いた

未来の地図を想像していた

もし夢が覚めて 二人離れても

このかいわはきっと消えはしない

時を越えて残るメロディー

心の奥で響き続けるから

会話は夢の続きだったんだ

君と紡ぐ物語は終わらない

朝日が差しても忘れない

奇跡のような

窓の外はまだ眠り色で

君の声が部屋に落ちるかけら

普通の挨拶さえ遠回りして

心だけが地図を広げている

会話と夢の話をしよう言葉は風に溶けてゆく

現実と幻の境目を越えて

二人を結ぶ舟になる会話と夢の話をしよう

眠りの灯を手にして離れて見える

距離をひとつに夜の窓に

二人の声が重なる

夢の中で君は星を指して

笑い誰かの名前を風に乗せて呼ぶ

路地裏の影が月光へと変わる

すれ違う言葉が温もりになる

朝の鐘が鳴く前に覚えているのは

君の声だけ現実は薄い幕の向こう

夢が続く理由を教えてくれる

会話と夢の話をしよう言葉は

風に溶けてゆく現実と幻の

境目を越えて二人を結ぶ舟になる

会話と夢の話をしよう

眠りの灯を手にして離れて見える

距離をひとつに夜の窓に二人の声が重なる