SAFARI VACATIONのジャケット写真

歌詞

かみさまぼくはいきてゆくのがこわい

この世の果て

かみさまぼくは

生きてゆくのがこわい

かたい土をかためた高い門をくぐって

この世におちて

水のなかでおぼれるみたいに

少しずつ生きてきました

かみさまぼくには

話をする人が、ただあなただけです

なにがほんとうにたいせつなのか

考える隙間がどこにもなくて

ふくらみきった風船に空気を入れて

あとはただ、はじけて消えるだけですか

かみさまぼくは

いきてゆくのがこわい

かみさまどうか

ぼくのからだを、あの大きな木の幹の

一部にしてください

樹液になって、いいにおいになって

ながれてゆけたらいい

あたたかい人工の風にあたって

太陽でも月でも星のひかりでもない

街灯に照らされた、かたくかためられた地面を歩き

足の指は、くつのなか、暗いところでゆらぎを感じて

ぼくの、まいにちに流れる

不安や、たくさんのこわい気持ち

たくさんの口を切り落として

ぼくの、買い物ぶくろのがさがさ

自転車の車輪は、まわりつづける

ぼくの、まいにちに流れる

空白の時間や幻想

生きてるぼくへ とどけられた

ろうそくの ほのおのように ゆらゆらして儚い

とおい空からの きれいな空気を

すいこんで ほんとうの ねむりを知る日

まどから あの大きな木のなかを通過した

きれいなひかりが

いつか生命をつつんで

りんごの種は、やわらかい地面から

芽吹く

  • 作詞者

    佐々本果歩

  • 作曲者

    三浦果実

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全世界のヒットチャートでNo1を目指すデビューアルバムです。テクノ・ポップ・ジャジーなど多くのカテゴリーを網羅したエポックメイキングな『SAFARI VACATION』

アーティスト情報

neue Ära records

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