歌詞

理由なんてないけど何となく厭だ厭だ

直感直管濾過機倣って彼奴等に蓋する

剣吞なんてないけど何となく憂だ憂だ

卦体な結滞、飛んじゃったんなら遮断

説明なんてないけど何となく厭だ厭だ

楽観傍観鎧戸閉めても外圧高め窮する

空腹なんてないけど十秒充電憂だ憂だ

可塑的な聖痕も搔き毟ってこそ熟する

先入観で嵌合然らば睚眥の怨に与太り

全か無かの応酬去らば鎮具破具似たり

感情と勘定の均衡が取れなくなったら

屹度痛いから鎮痛剤で満たしていたい

「でどう思うの？」「え、なんて？」

「え、知らないの？」「どうせ僕は」

返し返せぬ押して押し付け言葉の避球

「で、そうなんでしょ？」「別に…」

「ちゃんと聞いてよ」「もういいよ」

何もできずに急に落ちました会話終了

違う違う、殺り合おうって訳じゃない

違う違う、言ったって伝わる気しない

脊髄産の反論も手垢でまみれた正論も

「どうしょうもない」って諦める案件

嫌嫌嫌い新奇へゐとが溜まってゆく！

嫌嫌嫌いきっと君には解らないへゐと

理由なんてないけど何となく厭だ厭だ

直流交流抵抗器蹴って彼奴等を排する

思想なんてないけど何となく憂だ憂だ

失敗失態継ぎ接って鍍金で被せる保管

約千三百瓦から割り出す有耶無耶判断

不知不識の全知全能咋咋さくっと劈く

結論は相子だって明ら様不機嫌なって

「ちょっとそういうところだぞ！！」

嫌嫌嫌い新奇へゐとが溜まってゆく！

嫌嫌嫌いきっと僕にも解らないへゐと

隔靴搔痒持碁所以似而非口上利己相似

慇懃尾籠事後背理過飽和曹達自己破産

触らぬ神には祟はないならその儘放置

「でどう思うの？」「は、なんて？」

「やっぱり変だよ？」「どうせ僕は」

自虐も冗談も皮肉も世辞も全部空振り

「で、そうなんでしょ？」「ええと」

「ちゃんと分かってよ」「もういい」

純粋に潔白に偽らない有りの儘の君と

話をしたいだけ、いや安心したいだけ

違う違う、殺り合おうって訳じゃない

違う違う、言ったって伝える気もない

海馬産の葛藤も上書き繰り越す偏見も

「むずかしいことね」って纏める概念

嫌嫌嫌い新奇へゐとが溜まってゆく！

嫌嫌嫌い所詮、全て諦めりゃいいのさ

つまり、誰にも解らない・・・へいと