Lyric

生憎の雨で

踊れないようで

浮き足相まって

うまく笑えない

生憎の雨で

踊れないのね

言い分け重ねて

顔を背ける

笑った顔が素敵ねと

嘘か本当かどっちでも

ネガティヴなんか降り注いじゃって

生活に面影を見る

一つに　なれない

それなら　二つのままで

一にも　0にも

なれない　君がいうから

雨音　青々

フロイド　目覚めたらまだ

隣に　温もり

今更　ないけど

朝焼けの真っ赤が嫌に染みる

君に太陽はきっと似合わない

月のようでいて

だってさ　だってさ

一人じゃ

だってさ　だってさ

うまく踊れないから

だってさ　だってさ

つまらなそうに

ヒラヒラ　踊っても

仕方ないの

手のひらで踊る　孤独に会釈

一度見た夢を　何度でも観る

少し寝違えた痛み

横顔を見つめすぎた罰

全て見抜いてるつもり

だってさわかってくれないし

何かが　足りない

そんなの　すぐにわかるから

今更　口には

出さない　恋に落ちても

呆れた　理由を

自分に　言い聞かせて

無理やり飲み込む

本当は嫌だけど

幸せの巻末は

心配性の君の後書きとため息

笑っちゃうね　泣けるCryに

届かない　思いを

青色に　混ぜて濁らせる

群青　愛情

青蒼　全部足りなくて

本当は誰にも

どこにも　行き場はないから

孤独同士　手を取ろう

こことは　さよなら

白夜行

みたいな無いものねだり

悲しみの理由も

今ではわからなくなっていて

だってさ　だってさ

一人じゃ

だってさ　だってさ

うまく踊れないから

だったら　だったら

浮き足立って

舞ってさ　まいってさ

真っ赤に染まりあって