

炭鉱の灯が消えたあと
親父は家族を連れてきた
知らない街の愛知県で
黙って仕事を探してた
酒は飲まない 煙草好き
無口なくせに気は短い
怒鳴る背中は怖かった
だけど毎日働いてた
親父は おやじ
良くも悪くも おやじだった
頑固で勝手で よく怒る
だけど家族を守ってた
親父は おやじ
今でも全部は分からない
だけど歳を重ねるたび
少しだけ近くなる
パチンコ屋へ連れて行かれ
台の下で眠る俺
キャラメルくわえ よだれ垂れ
母ちゃん怒って笑ってた
弟と喧嘩をした時は
殴られ蹴られて追い出され
泣きながら歩く帰り道
おじさんが手を引いてくれた
親父は おやじ
情が無いように見えたけど
世話好きだったと聞いたんだ
近所じゃ人気があったらしい
親父は おやじ
小さな身体で意地を張る
負けん気だけは誰よりも
強かった気がする
閉山のあと 失ったもの
言えない苦労もあっただろう
本当は何を考えてた
聞けばよかったな もう少し
親父は おやじ
正義も人情も持っていた
短気で不器用 働き者
そんな男が親父だった
親父は おやじ
- 作詞者
D-Dragon
- 作曲者
D-Dragon
- プロデューサー
D-Dragon
- 共同プロデューサー
Kneeking Records
- プログラミング
D-Dragon

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親父は、おやじ
D-Dragon
『親父は、おやじ』
父親という存在は、近すぎるからこそ、その本当の姿が見えにくいのかもしれません。
厳しくて、勝手で、短気で、不器用。
子どもの頃は反発し、理解できないこともたくさんありました。
けれど歳を重ねるにつれ、家族を支えるために働き続けた背中や、決して口にはしなかった苦労が、少しずつ見えてきます。
この曲は、亡き父を思い出しながら生まれた一曲です。
「親父は、おやじ。」
良いところも、悪いところもある。
格好いい日も、情けない日もある。
それでも、そのすべてを含めて、あの人は「親父」だった。
そんな想いを込めた、D-Dragonからの一曲です。
アーティスト情報
D-Dragon
D-Dragonの「D」は、Detective(探偵)の頭文字。 長年にわたり探偵として活動し、多くの人の光と影に触れてきた。その経験をもとに、人の弱さ、嫉妬、感謝、後悔、愛情、葛藤といった感情を飾ることなく言葉にし、音楽へと昇華している。 人の裏側を見てきたからこそ、善悪や正義を簡単に決めつけない。 誰もが抱える矛盾や迷い、そして希望を見つめ続ける。 人生には、うまくいかない日もある。 後悔する夜もある。 それでも最後は「ありがとう」で終わりたい。 探偵として見てきた現実と、一人の人間として感じた想いを歌に込める。 D-Dragonは、音楽を通して生き方を語るアーティストである。
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