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Freeform Jazzのその先へ。動の世界から静の世界へとUyama Hirotoによるロマンティックなメロディーがエモーショナルにそしてジェントルに導く珠玉のバラード・アルバム
Uyama Hirotoの新境地としてリリースされた「Freeform Jazz」から7年。さらには「Freedom of the Son」リリース当初から10年と長い年月を重ねて構成が練られ、作り込まれてきたその先のストーリー。
地球上のありとあらゆるものは片一方だけでは成り立たない。光と影、陰と陽、そして静と動。動きがなければ静も無く、その裏返しとして静がなければまた動も無い。
Uyama Hirotoの湧き上がる感情やエネルギーを爆発させて音に乗せ開放した外面的な部分が「Freeform Jazz」だとすれば、その裏返しである穏やかな感情、内面的な部分が投影されたのが本作「Breath of Love」である。
このアルバムは一定の空気感の表現の為に、全ての曲で使用する音色を統一し、制作している。普段ライブなどで使用しているS.SAX、T.SAXはもちろん、鍵盤からギター、ベース、ビートに至るまで自身が演奏を行っている。
また、参加アーティストは、ライブや制作なども共にしてきた、Uyama Hirotoの冠作品では初のコラボレーションとなるアメリカはバージニアを拠点に活動を行うSubstantialやJ Soulをはじめ、企画盤としてリリースされた「magicnumber」でも素晴らしい歌声を聞かせてくれたMarter。そして「Freeform Jazz」で共鳴し、日本を題材としたアルバム「Japanoia」を共作でリリースしたCOMA-CHIは、歌い手としての別名義であるReinariaとして本作に参加し、曲に彩りを加えている。
どの曲を取ってもメロディアスでロマンチックな楽曲であることに間違いないが、アルバムとして聴くことでストーリーが生まれ、時にエモーショナルに、時にジェントルに、そしてどこか懐かしく、その曲の時代背景や影響なども含め、とても一言で語ることのできない、穏やかで深い内面的な世界が表現されたアルバムとなっている。是非Uyama Hirotoの新しいアルバムの世界を体験してください。
“全てがメロウ、そしてジェントル。大切な人と、もちろん一人でも。外の素晴らしい景色や、ベットルームのリラックスタイムのお供に。ゆったりと聴いてみてください。~Uyama Hiroto~”
ジャズギタリストでもあった叔父の影響で、幼少の頃から音楽に慣れ親しむ。「Letter From Yokosuka」をきっかけに多くのnujabes作品に携わり、数々のライブを共にしてきた。 2008年には自身のファーストアルバムとなる「A Son Of The Sun」をリリース。2010年のnujabesの他界後、「Luv(sic)シリーズ」や「spiritual state」等の制作に携わり、アーティストとしても参加。 その後2013年に純度の高い音楽をさらに目指すために、roph recordingsを立ち上げる。 2014年には前作から6年ぶりとなる2nd Album「freedom of the son」をリリース。hydeout productions時代から親交のあるCise StarやPase Rock、Fat Jonなどがfeaturingとして参加する他、1stアルバムからの続編とも言える楽曲を表現した。 また2016年には2nd albumから2年ぶり3枚目となるアルバム「freeform jazz」を発表。日本人としてのアイデンティティーを強く押し出し、新たなJapanese Free Jazzの提案として今までの作品とは一線を画す内容となり、その独創性からも海外のHYPEBEASTに取り上げられるなど、日本人はもとより海外のリスナーからも多くの素晴らしい評価を得ることとなった。 現在も新たなアルバムに向けて楽曲制作を進行中である。
roph recordings