Lyric

神様どうか僕がおこした

最大の罪ひとつを

無かった事にしてくれませんか

それがなければ君は今も僕の

二つ隣で当たり前にいるんだろう

記憶の中に居る君は

今も僕に笑いかけるよ

嘘みたいに完璧な微笑みで

残酷な程に美しい君が

出した答えは深刻で

無様に僕は平気なふりをした

女々しさが不躾に僕を覆い

言い訳をポーカーみたいに並べて

出せない

好きだ

他の誰かとかじゃなくて

君じゃなきゃなんの意味もない

どうしようもなく胸を切り刻んだ

物憂げな色に染まる小空の

愛し君のかげぼうしに

行き場無くした言葉が裾を引く

一つ星が霞む世界は今日も

優しくも厳しくもないけれど

やけに苦しいんだ

あーもぅ…

神様どうか僕がおこした

最大の恋ひとつを

無かった事にしてくれませんか

残酷な程に美しい君が

出した答えに慟哭が

無様な僕に纏って離れない

心なんて実体がないものが

こんなにも苦しく悶えるなら

いっそ記憶から

消えて…