眩む、君がのぼせたふりして
撫でたその手と逸れてしまった。
つねる、何度も跡忘れないように
僕はまだ、背けてる。
破ってしまったベッドの隅に落としてきた
他愛もないこと。
僕は生活の隙間に捨ててきたんだ、
全部拾って素直になれたら
瞬きもくだらない、喋らなくても
そっと溢したり縺れて転んだり
君が透けてみえた気がして
今日も想ってる、そう伝えたいけれど
わがままかな。
終わりない夢の途中で
僕は寝つけず朝を逃した。
明けてもあてどなくくすぐる訳を辿ったの。
そこは、こころの怪獣のすみか
まだ僕は変われないまま
子供みたいに隠れて
夜をめくるたび会いたくなる。
変わらないよ。
君は、とめどなく優しい。
雲間に見えただけでいい。
笑ってくれてたらそれだけでいい。
今更啜っても
きっと、つぐんだり素直に泣いたり
僕にはできないことばかりで
今日も想ってる、いつか三つ編んだ先で
繋がってたら、わがままだな。
きっと解けてく。また思い出す。
- 作詞
高田真路
- 作曲
高田真路
chef's の“クラム”を
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