歌詞

想像もできないくらい

人は儚いね

昨日まで積み上げた

思い出も脆いね

君の出してたシグナルに

気付くのが遅れて

取り返しのつかない

過ちと知らされ

”さよなら”さえも言わずに

眠るように君は消えた

多分これは夢なんだと

目覚めようと足掻いても

世界は変わらなくて

暮らしの中で

感じた微かな事も

大切にお互いに全部

話せた日々が

どれだけ愛おしくて

かけがえのない時間だったか

浮かんでは消えない君の笑顔

見つめて感じて

歩き出せない

何ひとつ答えなんて

出せない人生で

懸命に生きた果てに

見えるものはなに？

綺麗ごとばかりを言わなきゃ

世知辛い世間で

心からの叫びは

どこに埋もれていくんだろう？

言いたいことのひとつも

言えない日々の中で

ずっと

ただひとつの夢追いかけて

走り抜けて

手を伸ばして

見事に掴んで

もしも生まれ変われたら

出会ったあの街角でまた

あなたを探してその名前

必ず呼ぶから

そしたらあの日みたいに

笑いながら振り向いてくれ

爽やかな春の風の中で

あのとびきりの笑顔

咲かせてくれ

空にポッカリお月さま

時々ふたりで歩いてた

散歩道今はひとりきり

こっそりあなたに話しかけているよ

毎朝新聞配達してた

おまえが育った山間の町

ここがおまえの生まれた

美郷（みさと）

夕焼けが綺麗だな

ここから始めたんだな

世界中を旅してその心

磨いたんだな

雨上がりの流れ星

明日へ向けて歩き出そう

ここからおまえが照らしてた

未来へ一緒に

歩き出そうよ

君が愛した満天の星が光る場所へ

おまえでなければ愛せない

俺と行こう

（アウトロ）