歌詞

二度とは戻れない青春を

振り返っては傷んでる

誰もいない公園で星を見て

月まで行けるかとか 考えてた

隣の芝生が奏でるブルース

時計はいたずらに過ぎゆくだけ

いつまでも夢見続けられない

もどかしさが募って嘆いている

何者にもなれない僕らは

誰ひとり救えないのかな

虚しさの海で満たされてる

届かない歌がここにある

無力な自分と決めつけて

何度諦め逃げ続けた

捨てきれずにばら撒いたままにした

夢のかけらを手繰り寄せ繋ぎとめた

何者にもなれない僕らが

花咲くのは 遅くないだろうか

一筋の陽（ひかり）がさしのべてる

夜明けの兆しを感じている

感情なき街の中で

人の波に吸いこまれそうでも

しがみついて

無限の色を持つ僕らは

何者にも染まっていけると知った

風吹く道端で 鳴るメロディー

新しい鼓動のドアが見えた

この胸に抱きしめて、歩いて行く