歌詞

忘れたくない 命の儚さ

生活の中で 薄れてしまった

会えなくなってから悔やんでも

還らないからまた哀しくなる

人はいつしか トゲが生えてきて

情愛が愛憎へと変わっていく

邪険に感じて そして離れて

心を閉ざし、凍りついてゆく

遠くの空に浮かぶ月のように

闇にいる僕に光を照らして欲しい

そんな願いも飲み込まれそうだよ

思い出すのは遠い青の記憶

ラットのように 使い捨てられる

世の中の厳しさに疲れ果てて

息苦しさに嫌気がさす度

幻想の宙を求めてさまよう

孤独な夜は誰かの声が聞きたい

切望しても 何もできずに進めない

感情に味はないし目には映らない

ドラマのようには分かり合えないから

それでも僕らの思い惑う日々は続く

求めた景色へ着くまでは

蕭然（しょうぜん）としたこの町は物寂しい

釈然としないこの心は貧しい