

巡る朝の朱に白く太陽をのせた それは輝かなかった
深くなる夜の青に白く月を浮かべた 気づけば灰色になっていた
水を飲んだら何もかもが潤った 気がした
僕は夜が来るのを独り、待った 独り
もがいたって叫んだって僕は僕のままで 変わろうって思ったって変われない
パレットはただただ濁りゆくばかり 濁りゆくばかり
あの嫌いな秋風が吹いて 僕はひとり目を閉じて 瞼の上で感じて
見上げた白い天井に赤い布を貼った その日の夢は赤かった
いつになっても君は来なかった いつまでも独りのままだった
水を飲んだら何もかもが潤った 気がした
僕は君が来るのを独り、待った 独り
塗りつぶしたって破いたって消えぬままで 変えようって思ったって変えられない
迫り来る孤独から逃げられはしない 逃げられはしない
耳元で鳴る雑音はなくならない 僕は両耳にイヤホンを挿す こめかみの奥が疼く
僕の色は何色ですか
君の色は何色ですか
君の色は、何色ですか
もがいたって叫んだって僕は僕のままで 変わろうって思ったって変われない
パレットはただただ濁りゆくばかり 濁りゆくばかり
あの嫌いな君がいて 僕はふたり目を閉じて
君の色を感じて 君の色を感じて 君の色を感じて 瞼の上で
- 作詞者
ayano kuronë
- 作曲者
ayano kuronë

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- 1
夕刻
ayano kuronë
- 2
心臓
ayano kuronë
- ⚫︎
色
ayano kuronë
- 4
僕のグリーン
ayano kuronë
- 5
朝焼け
ayano kuronë
アーティスト情報
ayano kuronë
29歳、青森県在住のシンガーソングライター。2015年から歌を作り始め、2017年に仙台にて初ライブ。それからは青森県内各地を中心に、県内外でライブしています。 自分の中のリアルな感情、心の奥にある声を、言葉にして、ギターに乗せて歌います。気持ちがすごく強くなったり、記憶が呼び起こされることの多い夜に歌を書きます。歌とギターというシンプルな形ですが、シンプルだからこそ浮き彫りになる空気や温度があり、聴いてくれた人にそれらが伝わると信じて歌っています。 2018年に1st mini album「空が藍色になった頃、逢いましょう」、2021年に2nd mini album「拝啓 せかい」をリリース。
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