上田真育のジャケット写真

歌詞

端束

上田真育

まだ名前のない僕ら

夜の端で息をした

何者でもないまま

少しだけ光ってた

通知だけ光る部屋で

心だけ圏外だった

笑ってる写真の中

本当の顔だけ迷子だった

「大丈夫?」って聞かれて

「大丈夫」って嘘をつく

その一秒でまた

僕は僕から遠くなる

夢とか才能とか

簡単に言わないで

まだ形になる前の

震えだってあるから

誰かみたいに

なれない夜に

なれない自分を

抱えて立ってた

消えたいわけじゃない

見つかりたいだけでもない

ただこの胸のノイズに

名前をつけたくない

まだ名前のない僕ら

夜の端で息をした

何者でもないまま

少しだけ光ってた

まだ答えのない僕ら

間違いながら歩いてた

完成しない心で

明日を鳴らしていた

Na na na

名前なんてなくても

Na na na

この痛みは本物だ

タイムラインの海で

みんな上手に浮かんでる

僕だけ沈んでるようで

深く潜ってただけだった

比べるたびに

心が薄くなる

誰かの勝ち負けで

僕を測りたくない

正しさばかり

並んだ世界で

間違えたまま

息をしていたい

分かってほしいのに

分かられたくない

この矛盾さえ

僕の体温だった

泣きたいわけじゃない

強く見せたいだけでもない

まだ言葉になる前の

僕を壊したくない

まだ名前のない僕ら

夜の端で息をした

何者でもないまま

少しだけ光ってた

まだ答えのない僕ら

間違いながら歩いてた

完成しない心で

明日を鳴らしていた

Na na na

名前なんてなくても

Na na na

この痛みは本物だ

意味はいつも遅れて来る

だから今は分からなくていい

焦って貼ったラベルほど

朝にはもう剥がれてる

「普通」って何?

「正解」って誰?

そんな言葉で

僕を閉じないで

夢はまだ夢じゃない

声はまだ声じゃない

でも胸の奥で

ずっと鳴ってる何かがある

笑われた夜も

置いてかれた日も

全部まとめて

僕のイントロだった

完成品みたいな顔で

生きられなくていい

未完成のまま鳴る音が

いちばん遠くまで届く

朝が来たら

全部変わるなんて

そんな綺麗な嘘は

もう信じてない

でも

変わらないままでも

歩けることを

今日の僕は

少しだけ知ってる

まだ名前のない僕ら

夜の端で息をした

何者でもないまま

少しだけ光ってた

まだ答えのない僕ら

間違いながら歩いてた

完成しない心で

明日を鳴らしていた

まだ名前のない僕ら

まだ消えてない僕ら

傷だらけのまま

小さな光になった

Na na na

名前なんてなくても

Na na na

この痛みは本物だ

まだ名前のない僕ら

夜の端で息をした

何者でもないまま

それでも

ここにいた

  • 作詞者

    上田真育

  • 作曲者

    上田真育

  • プロデューサー

    上田真育

  • マスタリングエンジニア

    上田真育

  • グラフィックデザイン

    上田真育

  • ボーカル

    上田真育

  • ソングライター

    上田真育

  • プログラミング

    上田真育

上田真育のジャケット写真

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ストリーミング / ダウンロード

上田真育のアルバム『上田真育』、各種ストリーミングサービスにて配信開始。

本作は、上田真育がこれまでに発表してきた楽曲を収録した初のアルバム作品です。

三国志、歴史、信仰、都市生活、警備業、社会への違和感、個人の記憶、そして表現者としてのまなざし。
一見ばらばらに見える題材は、すべて「人は時代の中で何を見つめ、何を感じ、何を残すのか」という問いへとつながっています。

「龍の娘」「臥龍覚醒」「龍刀一閃」では、歴史の中に生きる人物たちの誇りや宿命を描き、「夜間警備」「情報遮断」「表現者」「no label」では、現代社会の片隅にある孤独、緊張感、違和感を切り取る。
さらに「恵」「沈黙の空」「星月夜とヴィンセント」などでは、祈り、喪失、美意識、静かな再生が音楽として刻まれています。

本作は単なる楽曲集ではなく、上田真育がこれまで見てきた世界、感じてきた痛み、そして形にしてきた表現の記録です。
歴史と現代、個人と社会、沈黙と叫びが交差する、ファーストアルバムにふさわしい集大成的な一枚となっています。

アーティスト情報

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