Lyric

白く艶めいた肌が僕の胸の奥をくすぐった

裸足のまま駆け出した真夜中の色まだ覚えている

君はどうだろう僕の何か残っているかな

忘れられず思い出ばかり美化されていく

続きがまた気になるような最終話だったから

眠れないでいるよ

さよならと言った僕の方が何故か

君との淡い夢ばかり見てしまうのだ

儚くて壊れそうな碧い過去だから

大事に心にしまっておくんだよ

頭の中で弾けて灼けるようにひどく騒めいた

空っぽでいる毎日を僕一人じゃ埋められないんだ

君はどうだろう 僕の何か残っているかな

隠れてないで早く出ておいでよなんて言ってみる

忘れたくても距離も声も温もりさえも

まだ残っているよ

繋いでいたその手も眼差しも

全部僕だけのものなんだって思ってたんだよ

掠れたって色濃く鮮明に残ってるんだよ？

掻きむしった心の数だけ虚しくなっている

時間が絆してくれるなんてのは

都合の良い嘘だったんだ

あの映画みたいなハッピーエンドがよかったのに

目の前の諍いに目を背けては甘えていた

向き合えないくせに君を知ったつもりだったんだ

さよならと言った僕の方が何故か

君との淡い夢ばかり見てしまうのだ

儚くて壊れそうな碧い過去だから

大事に心にしまっておくんだよ

忘れないでいて！僕のことをいつまでも

なんて冗談も綺麗さっぱり忘れてくれ

掠れたって色濃く鮮明に残ってるんだ

もう良いんだありがとう

さよならいつかまた