歌詞

酒をくれ酒をくれ

手っ取り早く酔えるやつ

駅のホームで空を見ている

駅のベンチで空を見ている

不甲斐ない俺は今その青さに潰されそうになっている

仕事は1週間無断欠勤

職場のトイレでウィスキーの瓶

飲まなきゃ不安で爆発しそう

飲まなきゃ落ち着いていられない

大吾郎 鬼殺し ストロングゼロ

なるべく安くて強いやつ

嫌なこといったん全部霧散

何もかも失いそうだとわかっているのに逃げる場所がない

酒のない生活なんて考えられない

思いつかないんだ 酒より気持ちいいものが

誰にも迷惑かけないからコンビニの前で一口だけ

我にかえると警察署のパイプ椅子に座らされてた

あの瞬間から記憶がない

俺はいつ誰に何をした？

あの瞬間から記憶がない

俺は本当に俺なのか？

今ここで線路に降りて次来る通過電車に立ちはだかったら

どうなるだろう いやそもそも

俺は死にたいのかもわからない

酒をくれ酒をくれ手っ取り早く酔えるやつを

酒をくれ酒をくれ いいから酒をくれ

あんたの財布を預かったのに

あの日路上で飲んでたね？

なんで？ お金は？ まさか万引き？

そうまでして飲まなきゃダメなん？

ウソつかれるのがいちばんつらい

信じたいのに信じられん

あんたは優しい人だからずっと

私に手をあげたことはない

でもこのままじゃわからんのよあんたが

あんたじゃなくなっていくようで

お酒やめて お酒やめて お願いだから病院行こう

あんたが死んでホッとするなんて嫌だ

あたしは会社で働きながら

いつもあんたが気にかかる

車に轢かれたりしてないか

外で粗相をしていないか

あんたが飲むようになってからね

仕事が何も手につかんよ

付き合い始めた頃はあんた

こんなに飲む人じゃなかったのに

助けたいのに助けられない

あたしも疲れちゃったよ

酒をくれ もうやめて

酒をくれ もうやめよう

酒を出せ 病院行こう

うちら共倒れになってしまう

お願い アルコールやめて