歌詞

ねえ、もうすぐまだ見ぬ世界に沿って。

あの時忘れないだろ？

許されてた時間の中で割いた、

堕落寸前のまやかしに溺れた日々を問う。

「歌を唄う」なんてことない未来は、

過去にすがり、時の中で消え失せた。

羅針盤揺れる赤い針の意味を知らずにさ、

航海してたんだ。

「僕はそう、案山子だ。」

交差点を叫びながら走った。

時間を止める詠唱はなかった。

過去がナイフになって刺さる。

今の今を見つめ何を思うの？

排他されてく感情は、いつしか心に火を灯す。

どうして歌を唄っていないんだろ。

霞んでいくこの体に刻みつけた。

存在するあなたの人生なんてとてもとても儚い。

後悔してないの？

「僕はもう、案山子だ。」

流れ着いた誰もいないユートピア。

ネオン煌めく映像は、

彷徨うさびついた影のない夢。

さんざめく街路樹が穂を出す頃、

新たに歩む道のりは、

自分が作り出したものさ。

揺れる感情線、だから愛して。

沈む快楽と惰性に落ちた。

～SOS拝啓クロニクル博学者～

そう、他力本願なんだ。

故にこうなって、さらに混乱して、

頭の中で笑ってるあなたも消えてた。

雫のように。

交差点を叫びながら走った。

時間を止める詠唱はなかった。

過去がナイフになって刺さる。

今の今を見つめ何を思うの？

排他されてく感情は、

いつしか心に火を灯すのさ。

あの時忘れないだろ？

「これからの選択肢だ。」