歌詞

「言葉になんて意味はない」そんなことを言った僕に君は笑って

「ありがとう、あなたはとっても優しい人ね」と泣きながら言った

それにしたって今日は少し寒くて ポケットにいれた右手は

なんとなくどこか落ち着かなくて 拳を握りしめたまま

明日は 少し素直になる

明日は 少し優しくなる

そんなことばかり考えてて

出来上がった僕だから

子供の頃は思いもしなかった

大人になって 嘘をついて

かっこ悪いことなんてわかっている

それでもいいと思えるから

何もかもが嫌になったそんな私 頑張ることも無意味だし

それでもなんとかここまで来られたのはあなたがいてくれたから

乾いた言葉はいつだってどこだって 雨みたいに降り注いで

出来上がった水溜りに映った空が綺麗で下を向いた

昨日のことは忘れたい

今日も無難に生きたい

そんなことばかり考えてて

出来上がった私だから

子供の頃は思いもしなかった

大人になって 嘘をついて

かっこ悪いことなんてわかっている

それでもいいと思えるから

まだまだだけど ダメダメだけど

二人でいれば 前を向いて

腕を交わして 歩ければいい

一人じゃダメでも 二人でなら

言葉の意味に傷ついて

言葉の意味に救われて

不器用なのはお互い様で

ほんの少しだけ上を向いて