月の記憶のジャケット写真

歌詞

月の記憶

中村 英彦

ガラスの温度をなぞる夜

街は静かに色を失くした

ポケットの中で鳴る鼓動だけ

世界の続きを知っていた

割れた月が水面に落ちて

誰かの夢を飲み込んでいく

君は笑った

その横顔だけが

現実よりも確かだった

名前を呼べば

壊れてしまいそうで

沈黙だけが

僕らを繋いでいた

欠けた月を抱きしめて

光になれない夜を歩く

君の影は風にほどけて

僕の輪郭を奪っていく

遠ざかるほど鮮やかになる

記憶は嘘より優しい

あの夜だけ

世界は静かに

僕らを許していた

冷えた指先 白い吐息

時間は錆びた歯車みたいだ

触れられそうで届かない

その距離だけが愛だった

空を泳ぐ月明かり

誰の涙も映さない

君を探して

目を閉じるたび

季節だけが通り過ぎる

Still the moon is calling me

Across the silent sky

壊れた祈りを拾い集めて

夜明けまで抱えて歩こう

欠けた月を見上げれば

君は今もそこにいるようで

触れられないその光だけ

胸の奥で息をしてる

夜が明けても消えないもの

名前なんてなくていい

僕らだけが知っている

月の標本を抱いて眠る

ルルル…

月は誰にも触れられず

ルルル…

それでも夜を照らしてる

ルルル…

君のいない空なのに

まだ光はここにある

  • 作詞者

    中村 英彦

  • 作曲者

    中村 英彦

  • プロデューサー

    中村 英彦

  • ボーカル

    中村 英彦

月の記憶のジャケット写真

中村 英彦 の“月の記憶”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

"