この芽が枯れぬように
プロローグを書いてゆく
髪を揺らす風を見ないふりをして
ずっと君だけを見ていた
ふりをした
ページをめくる音で君との距離が
遠のくのを感じていた
まだ ここにいるよ
文脈にそったことだけ
口にする癖がついた
空白の一行は未だに読めない
だけど この芽が枯れぬように
プロローグを書いてゆく
フィクション 大事にしていた
届かないことを恐れていた
フィクション
身の丈をわかってしまうのが怖くて
フィクション
全部これは僕の頭の中で
続いていくだけの話
僕の話
君との話
"君だけには嘘をつけない"と
1番大きな嘘をついた
だって だって
"本当"にしたかったんだ
前髪を少し切りすぎて
視界がいつもより広い君
今見ているものはなんなのだろうか
今は この目で見えるように
プロローグを終わらせよう
フィクション 大事にしていた
届かないことを恐れていた
フィクション
身の丈をわかってしまうのが怖くて
フィクション
全部これは僕の頭の中で
続いていくだけの話
僕の話
君は待っていてくれるなんて
都合のいい妄想だ
次の春にはきっと
1輪の花を持って会いに行くよ
花言葉はそうだな
"2人の始まり"なんてどうかな
君との話
君と僕の話
- 作詞
碧芽かぶ
- 作曲
碧芽かぶ
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プロローグを綴る
kabrary
アーティスト情報
kabrary
歌い手 碧芽かぶによるプロジェクト "kabrary" 図書館から本を一冊借りてきて物語を一つ読むように、没頭できる作品を作り上げる
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