眼から入った情景が
喉を突き抜け砕け散る
右脚が千切れ
左腕が吹き飛び
右肩が潰れ
左脳が融ける
その一瞬は必然で
意識する間も齎さず
絶望と共に遡り
貴方は私を蔑んだ
光の少ない部屋の隅
角の一部に同化して
私の身体が変わってく
三角座りの右の尻
四角く角に吸い込まれ
私は天井見つめてる
頭と脚がくっついた
私は上だけ向いている
捻れながらも上を見る
首と膝まで角になり
上さえ見れなくなった時
私は上を描いてた
消え逝く身体も
飲まれ逝く精神も
膨れ逝く絶望も
流れ逝く真実も
私の中には存在せず
私の外には存在せず
形は他人が創り出し
形は私が削り出し
屑を集めた塊に
何も思わぬ魂に
一つの虚像に微睡むだけか
無数の虚栄に塗れるだけか
見て味わった記憶の隅に
身体の形に当て嵌めた
削れ砕かれ融かされ消えて
欲しいものだけ拾われる
身体の中に渦巻いた
這いずり澱んだ真実は
眼だけで描いた片隅に
しっかり根付いて広がった
少ない光に照らされた
私が描いた天井は
根付いた夢に覆われて
小さな花が咲いていた
花を見つけた私の眼
私のこの手で描いた夢は
確かに考え生み出した
四肢が吹き飛び床に落ち
気付けば腕が生えていた
腕から飲まれた情景が
私の脳に植えられて
花を咲かせる夢となる
明るい光に照らされた
この手で描いた天井は
根付いた夢に覆われて
小さな花が咲いていた
私は花など望んでなかった
私は花など望んでなかった
- Lyricist
Daisuke Konishi
- Composer
shishishi
- Recording Engineer
Kyohei Kudo
- Mixing Engineer
Kyohei Kudo
- Mastering Engineer
Kyohei Kudo
- Bass Guitar
Daisuke Konishi
- Drums
Sayuri Yamazaki
- Vocals
maimai
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The first sound source of music by the poetry leading unit [Shishishi] active in Sapporo, Hokkaido.
It is a three-person group consisting of a reader, bass, and drums.
We perform lyrical poetry with emotional and improvisational sounds.