ふたりのおとのジャケット写真

歌詞

育花雨

futarinote

霙まじりの雨は

季節跨ぎ落ちてく

水の音を紡いだメロデイ

白髪交じりの祖母と

手を繋ぎ歩いてく

坂に消えた足音探し

あの日の

風の匂いが行き交う

空から

降り注ぐ育花雨

溢れて

頬を伝う雫から

蕾が

ほころび木を染めて

春が来る

またね いつか囁く

花の息吹 今ここに

そっと耳を撫でて蘇る

約束の並木道

薄霧乾く匂い

迫る初夏の

蒼を待てずに

散りゆく

音も立てず宙に舞う

空まで

去る人へ届くように

この雨が

また巡る…

あの日の

風の匂いが行き交う

空から

降り注ぐ育花雨

忘れ得ぬ

涙が今を育てる

強さで

満たされた花いつか

実らせる

じゃあね いつか呟く

消えぬ笑顔 今ここに

そっと心を撫でて蘇る

  • 作詞

    堀桂

  • 作曲

    舩冨光曜

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クラウドファンディング達成136%で制作された全編オリジナルの1stアルバム。日常に溢れる小さな輝きや気付きをテーマに描かれた、珠玉の13曲を収録。

アーティスト情報

  • futarinote

    Vo. 堀桂(ほりかつら)Gt. 舩冨光曜(ふなとみこうよう)によるアコースティックユニット。
 2017年 関東と関西でそれぞれ活動していた二人が音楽コラボアプリ「nana」を通じて出逢い、共演を重ね、翌年カヴァーアルバム「Leave Love Behind」を堀桂の名義でリリース。 その後オリジナル曲を制作するようになり、2019年「futarinote(ふたりのーと)」を結成。ユニット名には「”ふたりの手”をとり”ふたりの音”を紡いでいけるように」という意味が込められている。 日常に溢れる小さな輝きや気付きをテーマに制作された楽曲と、ボーカルとギターという最小限の編成だからこそ表現できる繊細で自由な演奏が、男女問わずあらゆる世代に受け入れられて活動の輪を広げている。 また2021年 季刊誌”オーディオアクセサリー180号”にて巻頭4ページのインタビュー記事が掲載・CDサンプラーが付録されたことをきっかけに、オーディオ愛好家からの注目を集めている。 
「第13回LALALAにしきたミュージシャンコンテスト」グランプリ・兵庫県知事賞 受賞。これまで3度のクラウドファンディングを全て成功させて、1stアルバム「ふたりのおと」2ndアルバム「あなたのおと」3rdアルバム「こころのおと」を立て続けにリリース。

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