夏色の記憶のジャケット写真

歌詞

六月の雨はまだ止まない

葉山リナ

あなたが嫁ぐ 六月の雨の朝

駅前の教会の鐘が鳴る

白いドレスを 想うだけで

僕の胸の ざわめく気持ち

何気ない仕草 覚えてる

髪をまとめる 指のかたち

ほんの少し 早く生まれたあなたに

僕の気持ち 届けられなくて

男物の大きなシャツを着て

笑うあなたを 覚えている

誰よりも 優しさの似合う人

僕の心は ずっとあなたのそばに

あなたも 同じと 信じていたのに

六月の雨が 僕を濡らす

さりげなく 重ねた言葉

あなたもきっと 気づいてた

僕の心は ずっとあなたのそばに

あなたも 同じと 信じていたのに

六月の雨が 僕を濡らす

さりげなく 重ねた言葉

あなたもきっと 気づいてた

でもその一歩 踏み出せなかった

僕の弱さが 全てだった

手を伸ばせば 届く距離で

何ひとつ 伝えられずに

最後まで 優しく微笑むあなた

その背中 見送るだけ

濡れた街 アジサイが咲く

忘れられない 六月の雨

傘の中 ふいにふれた指

あの日のことが よみがえる

僕の視界が にじんで

雨の中を 駆け出した

誰よりも 大切に思ってたのに

伝えられなかった この想いだけが

降りしきる雨が この街を濡らす

この僕の想いは 届かぬままに

六月の雨は まだ止まない

六月の雨は まだ止まない

  • 作詞者

    葉山リナ

  • 作曲者

    葉山リナ

  • プロデューサー

    葉山リナ

  • ボーカル

    葉山リナ

夏色の記憶のジャケット写真

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夏の光と影、そして心に残る記憶をテーマにした10曲を収録。
きらめく季節の輝きから、切なさや別れの余韻まで――
移ろう夏の時間をひとつの物語として描きました。

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