夏色の記憶のジャケット写真

歌詞

夏色の記憶

葉山リナ

夏日に焼ける屋根 蝉の声が重なる

水を撒いた路地 カゲロウ揺れるアスファルト

プールの水面 水しぶきが光を散らす

笑い声が どこまでも響き渡る

木陰でかじる スイカの赤

日焼けのあとを あいつと競った

夕立のあと 濡れたシャツが風に乾いて

天空には 七夕の星

静かに 時は行き過ぎ

あの日の色と匂いは 今も僕の胸に

あの日見た 夏の色

空の青 風の匂い

夢中で走った 僕らは

季節の中で 笑ってた

夜店の灯り 白熱電球が揺れる

金魚の赤が 水の中で踊る

ラムネの瓶に映る 笑うあの子

胸の奥が 少しだけざわめいた

線香花火 じっと見つめて

言いかけた言葉は 夜風にさらわれた

見上げた空に 流れ星がひとつ

願い事は 届かないまま

静かに 夜はほどけて

光る思い出だけが そこに残る

夜のなかに 浮かんだ色

星屑の煌めき どこまでも続く闇

あの日歩いた あの道

今もどこかで 続いてる

あの青も、あの赤も 全部 夏色の記憶

あの光も、あの闇も 僕をまだ離さない

Summer stays inside of me

Like a whisper in the breeze

あの日見た 夏の色

空の青 風の匂い

夢中で走った 僕らは

季節の中で 笑ってた

  • 作詞者

    葉山リナ

  • 作曲者

    葉山リナ

  • プロデューサー

    葉山リナ

  • ボーカル

    葉山リナ

夏色の記憶のジャケット写真

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夏の光と影、そして心に残る記憶をテーマにした10曲を収録。
きらめく季節の輝きから、切なさや別れの余韻まで――
移ろう夏の時間をひとつの物語として描きました。

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