道の角に生えていた小さな木
あの木は春になると花を咲かす
先に行くねの合図は大きめの石ころ
慌てて家を出ると大抵君もいて
一緒に走った
懐かしいね、僕ら大きくなったね
懐かしいね、この街は思い出で溢れてる
君の声が聞こえたんだ
砂に混じった手紙のように
無邪気に手を振るまたね、じゃあね
日は沈む
道の角に生えていた小さな木
あの木は春になっても、もう見れない
些細なことで僕らあわなくなったね
強がりの僕のこと悔いてみたけれど
なんて言えばいい
懐かしいね、僕らほんと仲良しだったんだよ
懐かしいね、僕は今寂しくて泣いている
君にさよなら伝えられず
街を離れてしまったんだ
最後に遊んだのはいつだろう
君と過ごしたこの街は
描ききれない話があって
だけどね、そろそろ行くね
僕の道
あゝ僕が今世で誰を愛そうと
君も僕も消えるんだ
あゝどうか今世でまた会えますように
そして桜は咲く
- 作詞
焦げたクッキー
- 作曲
焦げたクッキー
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ふたりの思ひ出
焦げたクッキー
ゴツプロ!演劇部第三公演「またね。の毒性と永い夜」のエンディング曲として制作された。
春が来る少し手前の物寂しさや懐かしさ暖かさが描かれており、舞台を優しく彩った。
焦げたクッキーのノスタルジーが入り混じる一曲。
アーティスト情報
焦げたクッキー
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