歌詞

空き家にいる陶芸家が走り出す

古い破砕機にかけた

瓦礫の影にスピンしだし

街中がざわめきまく

もう一人

ロマンスの秘密兵器に

会いにいくぜ

グレープ味で走る

逃げれそう逃げないけど

あらゆる敗北で

丁寧に武装していった夜

走り回る間に

君の目が裂かれて

しまった

そりゃっ！

夜空の向こうの向こうで

ジャンプ

「ぽん」

この通りよ

岩の隙間から

揺れに揺れるなにか

アブラムシが開けた

シソの

穴

の中から街を仕方なく

覗いたり

落ちないようにしたり

こうして息を、

しゅるるる

呑気に葉っぱを撫でよ、

しゅるるる

未完成でいるそれは

誰も壊せない

このまま永久不滅へ

走る不滅

豪華な扉ドン！！と開いて

これから死なずして

目を閉じる

あの世のもう一つの

そのもう一つの世界を

見るさ！

（テレパシーハライシュウヘ…）

悪辣なやつも、

できれば不幸じゃない

粋な格好で待つ夜の港

白い海

イェーイ！

突然ふと目覚めた

巨木のモヤ

越しに立つ

君をやっと

見つけた

何かしらとにかく

ふにゃふにゃで

にしてもこのゴーグル見えにくい！！