イマムカシナナシのジャケット写真

歌詞

屋上

名不synchroniz

泣いているの?笑っているの?

ささくれ立つ心でからかってみる今日

赤茶けた苦笑い

あなただけに語らいかける夕陽

伸びる影と追いかけっこ

気まぐれも結構

名前もない1日に

でたらめが満ち満ちに

辛抱が出来ず溢れだしてきた涙

人差し指で引き延ばした

あとを引くように

そっと空に中指を立てた

「ちくしょう」がこだまする

まただやっぱり…

気苦労重ねる

猫背の野良犬

途方に暮れるでもなく

常に半分だけ笑う

明日のために

その位置がバネになる

馬鹿にされたぶんだけ

馬鹿になって踏ん張れ

馬鹿さ加減なんて知るよしもない世界さ

阿呆なことで笑って

阿呆なことで泣いて

阿呆な夢を見ることで

繋いできた気持ちだ

人知れず散っていくこともいとわない

そんな風の影決められた色はない

救いだけ待ちの奴なんて誰も拾わない

自分らしくあるためにせっせと生きることを急がない

茜色がささやいた

ささやかな明日を

定まらぬ姿勢で

つかもうと探した

泣けてくるほどに切なげな夕日が

緩く照らしたがらくたから飛ぶ鴉

何処へでも行こう

何処へでも行ける

どことなく

たどり着くそこが今日の終点

何処へでも行こう

何処へでも行ける

どことなく

たどり着くそこが明日への分岐点

泣いているの?笑っているの?

結局はどうしたいかなんて解っているよ

本当のことは気持ちよくなくて

本当を言葉で濁して隠して

それでも本当からは目を背けられない

嘘でもいいから本当を…

泣けてくるほどに切なげな夕日が

紅く染め上げた空へ「さよなら」

何処へでも行こう

何処へでも行ける

赤茶けた夕暮れに伸びる影法師

  • 作詞

    名不synchroniz

  • 作曲

    Yodaka

イマムカシナナシのジャケット写真

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2024年現在、活動開始から四半世紀を過ぎても尚、自分の音楽に、文学と哲学と美学を表現し続け出来たNew album!
完全書き下ろしの新曲6曲と
リメイク曲2曲を加えた計8曲の
今作では全曲、異なる8人のトラックメイカーが担当。
過去にリリースしてきた作品の多くは1人のトラックメイカーのプロデュースで作品を作るというところからの新たな試み。
そんなカラフルな面々の奏でる素晴らしいトラック達に乗せるリリックは、時に優しく、時に力強く、無限の可能性を秘めている。
深く輝く独創的な表現力
マーベラスで
唯一無二のボキャブラリー
圧倒的な詩的世界観
文学性に優れ
聴く者の心を打つメッセージ性
日本語の持つ美しさを追究し
自身の持つ美学と哲学をポエトリーし、ラップする。
孤高のリリシスト
名不synchronizの
4th Album!
「イマムカシナナシ」
どうか堪能してください。

アーティスト情報

  • 名不synchroniz

    【Activity&Discography】 "名不synchroniz"(なふしんくろないず) 京都生まれ京都育ちのラッパー、ポエトリーリーダー。 1981年3月8日生まれ 1997年から音楽活動を開始、様々なユニットやクルーで活動し 2004年頃から地元京都だけではなく全国各地で精力的にライブ活動を続け 2007年頃からソロマイカー "名不synchroniz" として本格的に始動。 2009年1月 1st.アルバム「ヒビノネイロ」 全13曲収録 を6J1M RECORDSから公式にCDをリリース、全国流通。 この作品が全くの無名アーティストの1st.アルバムでありながらも渋谷タワーレコード他、全国各地のタワーレコードやHMVなどのショップでレコメンド、展開される。 2011年~ 約8年間の間、ライブ活動を休止。(発表はされていないが制作は続けていた) そして1stアルバム発売から10年 2019年1月 後のGADORO「ハジマリ」等、数々の有名アーティストのトラックを提供している Ikipedia との ユニット"MUSA(ムーサ)"として 1st.シングル「古今等在」 を配信リリースし、 続けざまに古くからの友人でもある 東京を拠点に様々なシーンで活躍している福島の盟友、 狐火 を客演に迎えた楽曲を収録した5曲入りの 1st.EP「KAKERA」 を配信リリース。 2020年11月 音楽プロデューサー、トラックメイカー、エンジニアとして多才な才能で多くの有名アーティストから支持を得ている PIANO FLAVA プロデュースで 名不synchronizとしては約12年ぶりとなる 2nd.アルバム「21グラム」 を配信リリース。 このアルバムには地元京都の後輩でもありマイメンでもある、全国で活躍している YAMAO THE 12 や、浅からぬ縁で繋がっている岡山の同志 サイコ口(甘葉&ZALAR) を客演に迎えた楽曲等を収録した全15曲。 2022年3月 自身の誕生日に 客演楽曲をメインとした6曲収録の 2nd.EP「SEEK LIFE」 を配信リリース。 これには自身がラッパーを志したきっかけと言ってもいい憧れのラッパーの1人でもある、 YOSHI(餓鬼レンジャー) を始め、埼玉の詩人兼ラッパーという顔を持つ天才 空廻 、岡山の若手ラッパーの中でも一際光る才能を放つ 脱兎 、公私ともに交遊深いサイコ口からマイメン 甘葉 (ZALARは他曲でスクラッチで参加) 、鹿児島を拠点にギターの弾き語りで活動している女性シンガーソングライター fu-chan 等、豪華かつカラフルな客演陣を迎えた作品。 サブミットなしでiTunes Storeの日本語ラップアルバム部門25位(TOP50)にチャートインを果たす。 2023年4月30日 親交深いトラックメイカー369beatsプロデュースによる 3rd アルバム "Regnbogi(レグンボギ)" デジタルリリース。 2024年9月1日 4th アルバムとなる"イマムカシナナシ"(全8曲)をデジタルリリース。 今作品で初となる全曲がソロ且つ、全曲異なるトラックメイカー8人をプロデューサーとして迎え日本語のみで構成されたラップ、ポエトリーで 自身の四半世紀の音楽活動にまた新たな挑戦を試み、 新たな境地へと進み続ける。 そのリリックとライム&フロウは 長年のキャリアに裏打ちされた唯一無二の詩的世界観を備え、 他を圧倒するボキャブラリーで中毒性の高い音楽を生み出す孤高のリリシスト。

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