Lyric

西日射す狭い部屋

終わっていく土曜の午後

空っぽの冷蔵庫と

出したままの飲みかけの缶

息苦しい平日

何も成し遂げない休日

意味もなくループして

時間だけただ過ぎ去ってく

タップ タップ スワイプ ＆ タップ タップ スワイプ ×∞

ほんと馬鹿みたいね

平均点もとれないし

はみ出すことも出来なくて

消費してくだけの生活

タイムラインのように流れていく

興味がないことはスクロール

何もない まるで僕みたい

誰にも見えていないからさ

通知なんて届かないね

西日射す狭い部屋

終わっていく日曜の午後

空っぽの澱んだ眼

積みっぱなしのゲームと漫画

足元も覚束ない

今だけが精一杯で

作り笑い癖になり

うずくまってる

所詮抱えた痛みも平凡だって

誰もがこんなの抱えてるって

それでも呑みこみ生きているって

そんなの僕も理解ってる

何にもないのにただ欲しがって

何にもないからあげられなくて

いてもいなくても変わらないって

いい加減もう理解るけど

痛みは確かに心にあって

アルコールで割って紛らわして

人並をただ必死でこなして

大人になったふりをする

好きなものだって見えなくなって

嫌いなものだけどんどん増えて

浅い眠りに溺れて

また朝が来る

眩しい光が

ただ導くように

諭すように

咎めるように

残酷に照らしてしまう

平均点もとれないし

はみ出すことも出来なくて

消費してくだけの生活

タイムラインのように流れていく

興味がないことはスクロール

何もない まるで僕みたい

誰にも見えていないからさ

通知なんて届かないね

誰か僕を見つけて

誰も僕を見ないで