anemone Front Cover

むかしむかしあるところに

きみと僕が 幸せに暮らしていましたって

そんなふうに始まる物語の

主人公にいつもなれやしない

「ねぇ、本当に大切なものはさ

失ってから気づくの」

そんな言葉を誰かが言って

僕の傍を駆け抜けた

隣に並ぶ歯ブラシだって

まだまだ捨てられ無いのに

君の香りが残る

この部屋の隅で 僕は1人だ

このまま夜が明けずにいたら私たち どうなるかなって

笑う君はもういない

今の僕ならば

君を離さないよ

あの日見た夢が

淡く融けた

君の髪がいつも靡いていて

溢れそうだ すり抜けてしまいそうだ

僕らだけのこの狭いワンルーム

君がいればそれだけでよかった

まだ使いかけのシャンプー

お揃いのマグカップ

全部、全部置いていくんだね

これじゃ抜け出せないよ

君がいた、あの頃あの時確かに僕たちは

白昼夢の中笑う

明日の僕ならば

日々を愛せるかな

君がいた季節

想い馳せる

僕たちは多分

生きるのが忙しすぎた

アネモネの香り

纏う君がいない

今の僕ならば

君を離さないよ

ずっと2人で一緒に

夢を見ていたかったんだ

見ていたかったんだ

そばにいたかったんだ

  • Lyricist

    miyu

  • Composer

    miyu, Move in a lively way

  • Co-Producer

    Move in a lively way

  • Guitar

    Move in a lively way

  • Bass Guitar

    Move in a lively way

  • Drums

    Move in a lively way

  • Vocals

    Move in a lively way

anemone Front Cover

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    anemone

    Move in a lively way

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