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魂の叫びを音楽に乗せて…ピアノで感じる熱き情念。ブルースの誕生は19世紀後半にさかのぼる。アメリカ南部で奴隷としてアフリカから連れてこられたアフリカ系アメリカ人は、苦しみながらも日常生活を送っていた。その中で娯楽となっていたのが、自分たちの思いを音楽に乗せること。それがブルースの原点だ。ブルース(blues)は「ブルーな気分」…つまり悲しみ・哀しみという意味があり、自分自身の情念を叫ぶ「パーソナル・コメンタリー」の音楽として発展した。そこから派生したのが、社会・社交の言葉(ソーシャル・コメンタリー)であるジャズだ。今作『Blues Piano: Slow Jams』は、ブルースをベースにしたジャズピアノコレクション。熱い情念を、ピアノから感じ取ってもらいたい。
αWave Records